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個人事業と会社設立

個人事業と会社設立について

2000年以降会社法の改正に伴い、会社設立を行うことに対するハードルが大幅に引き下げられることになりました。それまでは会社設立にはそれなりに大きな負担が必要になるのが一般的でしたが、法改正に伴って会社設立自体の難易度が大幅に引き下げられることになったのです。このことにより恩恵を受けることが出来るようになった人は多く、数多く存在している個人事業にも影響が及びました。個人事業と言うのは会社を設立するという作業をせずに個人で仕事をしているケースのことを言います。いわゆる個人事業主と呼ばれる働き方であり、様々な点でリスクを持っている働き方であることが知られていました。

個人事業主が会社設立をして働けるようになるということには大きな意味があります。会社設立をするということは法人化を果たすことを意味しており、事業に対する責任も出資金を上限とする法人の有限責任とすることが出来ます。出資金と言うのはいわゆる資本金のことであり、その金額を上限とした責任能力があるということを対外的に示すことが出来るのです。この様な法人化をする以前は全ての責任を個人が負う形になりますので個人の無限責任で対応することが求められてしまうのです。この様な特徴は事業が小さい内はあまり気にならないかもしれませんが、大きな仕事をするようになるに従ってリスクを高く感じるようになるでしょう。そのため事業に積極的になることが困難になってしまう場合もあるのです。

以上の様に個人事業は会社で行う事業とは異なり個人で全ての責任を負うスタイルでの仕事であると言えます。そこには高いリスクが存在していますし、メリットも少ないのが特徴です。個人事業主の場合には事業収入は全て自分の口座に入ってきますので給料として確保する分も事業収入として課税対象になりますが、会社設立をして役員報酬として受け取る様にすれば事業収入に対して経費として処理することもできるようになります。この様な税制上のメリットも非常に多く存在しているため、ある程度の規模の事業を行う様になると会社設立をしないことによるメリットはほとんどが失われてしまうと言えるでしょう。

法改正によって会社設立が容易になってきた現在では、希望する場合には会社設立の手続きを専門とする専門家の力を借りて手続きを行うこともできるようになってきています。通常業務が忙しい個人事業主の場合はこの様なサービスを上手に活用するのが賢い方法であると言えるでしょう。